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【特集】初心者のための資産運用の始め方

初めての資産運用、まず何から始めるとよい?

ここでは、初心者でも失敗しないための「資産運用の始め方」について紹介します。

資産運用を初めて行う方にとって、あらかじめ決めておくことや準備しておくことなど、わからないことも多いのではないでしょうか。そこで資産運用を始めるにあたり、何から手を付けていけばよいかを順に紹介します。大まかな流れは、以下の通りです。

【STEP 1】資産運用の「目的」を決める

「資産運用の目的は、お金を増やすこと」。これは確かにそうなのですが、ここでいう目的とはちょっと違います。資産運用の目的とは、「いつまでに」「いくら必要で」「何に使うか」を明確にするのが、まず第一歩です。

(目標例)

  • 「老後の生活費として定年退職までに3,000万円は貯めておきたい」
  • 「子どもが大学を卒業するまでの教育費として1,000万円が必要」
  • 「万一の病気やケガに備えて、常に○○万円は準備しておきたい」

ライフプランを描いてみる

目的を定めるのは、将来のライフプランを決めることにもつながります。逆にライフプランが描けなければ、資産運用の目的を具体的に表せません。ライフプランは一人ひとり違います。子どもの教育費、老後の生活費、マイホームの資金など、何年後にいくら必要になるかを確認する作業から始めていきましょう。

【STEP 2】資産運用の「方法」を決める

目的が決まったら、次はどのようにして資産運用していくかを決めましょう。

ひとくちに資産運用といっても、その種類は実にさまざまです。株式投資やFX、投資信託、不動産投資、さらには銀行に預ける預貯金も資産運用の一つです。

どの方法がよいかを決めるには、それぞれの資産運用の特徴を知る必要があります。ここで、資産運用の方法をいくつかまとめてみました。

預貯金

普通預金、定期預金、貯蓄預金、積立預金、通知預金など、さまざまな種類があります。これらの種類によっても、金融機関によっても利率が違います。

>預貯金のメリット・デメリットは?

個人向け国債

国が発行する債券で、日本の場合は固定3年、固定5年、変動10年といった種類があります。利息を含め国が保証してくれるという安心感が魅力です。

>個人向け国債のメリット・デメリットは?

外貨預金

米ドル、ユーロ、ポンドなどの外貨で預金する方法です。ゼロ金利が続く日本とは違い、外貨預金だと1%以上の利率がつくこともあります。

>外貨預金のメリット・デメリットは?

投資信託

資産運用のプロであるファンドマネージャーが、投資家から集めた資金を運用し、利益を還元する資産運用です。

>投資信託のメリット・デメリットは?

不動産投資

マンションやアパートを購入して賃貸で貸し出し、家賃収入を得る投資方法です。初心者はコンサルティング会社と一緒に資産運用を行うのがベターです。

>不動産投資のメリット・デメリットは?

株式投資

企業が発行する株券を売買益のほか、配当金や株主優待制度なども魅力。比較的少額でも始められますし、大きな利益を得るチャンスも。

>株式投資のメリット・デメリットは?

FX

通貨(円、ドル、ユーロなど)を売買することで利益を得るFX。少額で多額の資金を動かせるレバレッジが特徴です。

>FXのメリット・デメリットは?

【STEP 3】「誰」が運用するのかを決める

資産運用には、自分で取り組む商品もあれば、その道のプロに任せるものもあります。

例えば、預貯金や国債などは自分で口座を開けばできる資産運用ですし、株やFXなども勉強をすれば自分で運用していくことができます。

一方、投資信託は運用のプロであるファンドマネージャーが、不動産投資は業者とともに運用していく商品です。株やFXなどの金融商品はしっかり勉強しなければ大きな損失を出すこともありますので、初心者は証券マンやコンサルタントなど専門家のアドバイスをもらいながら運用していくのがオススメです。

また、近年は高い知識を持ち中立的立場で投資家に適した資産運用を提案してくれる「独立系コンサルティング会社」なども増えています。こうした会社から助言や提案を受けながら資産運用を進めていくほうが、失敗のリスクを減らせるでしょう。

>資産運用の相談で頼れるアドバイザーガイド

【STEP 4】「運用資金」を決める

最後に、運用資金を決めます。資産運用の商品には、1,000円や1万円でも始められる商品もありますが、ある程度まとまったお金がなければあまり効果が感じられません。

例えば、1,000円で始めて2倍になると2,000円ですが、100万円で始めていれば200万円に増えていたことになるわけです。

さて、運用資金を決める際に把握しなければいけないのが収入と支出、そして貯蓄額です。一般的に、6カ月~1年分の生活費は残しておき、それ以外の貯蓄を運用資金にすればよいと言われています。

支出が毎月20万円、貯蓄が500万円ある人の例

  • 500万円-20万円×6~12カ月=260~380万円

…といった具合にして運用資金を決めていきます。

ただし、もうすぐ子どもが生まれるなど家庭の状況によって運用資金は変わってきますので、専門家に相談して決めるのがベストです。

複数の商品に分散して投資することがポイント

投資にはリスクがつきものです。どんな投資でもリスクのない商品はありません。だからこそリスク対策をする必要があるのですが、その一つの方法が「リスク分散」です。

早い話、1つの商品に集中して投資するよりも、複数の商品に投資したほうが失敗したときのダメージが少なくて済むという考え方です。

例えば、100万円の運用資金を1つの商品に投資した場合、失敗すると運用資金はあっという間になくなります。

5つの商品に20万円ずつ投資。そのうち3つが2倍に増えて残り2つは失敗した場合

  • 20万円×2倍×3商品=120万円

となり、失敗した商品があっても全体としては増やせたことになります。

資産配分が資産運用の成否のカギを握る

分散投資でどの投資商品にいくら投資するのかというバランスが、資産運用の成否を大きく左右します。このことを「資産配分」といいます。5つの商品に20万円ずつなど均等に分ける場合もあれば、1つの商品に50万、残り4つに12.5万ずつという分け方をすることもあるでしょう。

このように投資商品を組み合わせていくことで、「○○会社の株を○○株購入する」といったことが決まってきます。投資コンサルティング会社では、この作業を「ポートフォリオ(を組む)」といいます。

資産配分は、ベストな答えというものはありません。それは、投資家の年齢や収支、資産状況、家族構成だけで決まるのではなく、世界経済の状況によっても変わってくるからです。今はベストでも5年後、10年後にポートフォリオを組み直さなければ損失が出ることも考えられます。

こうしたことからも、資産運用の初心者が資産配分を決める際は、プロであるコンサルティング会社と相談しながら作ることが求められますし、そこで提案されたポートフォリオも、数年に一度はチェックしていく必要があります。

運用資金別オススメ投資商品

運用資金の額によって、投資の方法は変わってきます。ここで、運用資金の金額別でどの商品に投資するのがオススメなのかをまとめました。参考までにご覧いただけますと幸いです。